サーフィンを始めたときのこと2
サーフィンをやろうと思って、いろいろ調べてみると、仙台にはすごくたくさんのサーフショップがあることを知った。
全然知らんかった。仙台ってサーフィン盛んなのかなーとか思ってた。
ちなみに僕は夏の雰囲気に惑わされてサーフィンを始めることにしたんだけど、それまではサーフィンのイメージってちょっと怖そうだなって思ってた。
なんか海のルールとかあるらしいし、それ以前にローカルをうやまえとかそういうことがインターネットには書いてあったり。
どこだったか忘れたけど、駐車場の最前列(一番うみに近いところ)はローカルだけ!とか。ローカルオンリーのスポットとか。なんかそういういろんなものがサーフィンというものをどこか怖く感じさせていた。
でも、今となっては、海のルールはやっぱり安全上守らなきゃいけないし、ローカルって要するに地元の人達ね。彼らはトイレ掃除したり、あとはやっぱり、津波の後に、サーフィンできるように整備した人たちだから、感謝しなきゃいけないなって思う。
かといってそういう人たちと話すこともあんまりないんだけどね。
僕だってサーフィンは仙台新港でしかしたことがないから、ホームポイントってやつなんだろう。
でもね、下手だからねw
「ホームポイント?新港ですけどぉ!」なんて言えないけどね。
さて、あのとき体験スクールはいろいろあったんだけど、もはや直感!
28歳の短い夏休みに時間はねぇ!
ということで、chp仙台!ここだ!
即決!車を走らせる!暑いぜ!なつが僕を追っかけてくるぜ!
ばーん!!
と威勢良く店の扉を開けた!
わけではなく!!そう!わけではないのww
車を走らせる!
「あ!あれか?chpって書いてある」
って思っているうちに通り過ぎる。
ちょっと緊張。ワンクッションプリーズ。
道路を引き返して、今度はちゃんと駐車場に車を止めて、そろーりと入店。
店長はやっぱり日焼けしてる。
「あのぉ体験スクールを申込みたくてきたんですけど・・・」
店長はこころよく対応してくれて、座っていろいろ書いた。次の週の土曜日にはスクールができるとのこと。
「今の時期はスクール多いんだよねー。でもサーフィンってレジャー感覚で始める人が結構いるんだけど、スポーツだから・・・」
そう、その時なんとタイムリーなことに、サーフィンがオリンピック種目になろうとしているときであった。
「やめちゃうひともいるんだよね」とのこと。
言えない。僕は言えない。
「夏っぽいことがしたくて来たんだよーん」なんて言えない。
僕です。レジャー感覚のひとって。浮ついているよね。僕の動機は。
ちーん。
僕はうなづくしかなかった。
そしてサーフィンの教則本みたいのをかった。その本に「スープでテイクオフ」ってページがあって、店長曰く、スクールではこれをやるよーとのこと。
「じゃあテイクオフの練習を今してみよう!」
え?今?
おもむろに店の床をモップがけする店長。
あーここでね。うーんワイルド。最高。
そんでテイクオフのやりかたを教えてもらった。
「スクールの日までに今の動きを練習しておいてね」
といわれた。
その日はそれまで!そんで青森の実家に帰った。
仏壇を掃除して、線香たてて。
実家のフロリーングの線をストリンガーに見立ててひたすらテイクオフの練習をしていた。
よし!これで完璧だぜー!あははーって思って体験スクールの日を待つ僕であった。
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